ニュース、流行、脳トレ、音楽、ゲーム、その日気になったことを書き連ねています。

紙一枚の違いと30mの違い

2018/05/16
 
この記事を書いている人 - WRITER -

 

こんばんは。

 

紙一重。

ほんの少しの差。

 

タッチの差で電車に乗り遅れる。

ほんの少しの差で勝利する。

ちょっとしたことで失敗する。

ぎりぎりのところで達成する。

 

世の中、そんなほんの少しの差が明暗を分けています。

しかし、その一方で、こんな言葉があります。

 

五十歩百歩。

 

意味は「あまり違いがないこと」です。

似たような言葉で、どんぐりの背比べとかもありますね。

こちらはまだ納得できるのですが、五十歩と百歩はだいぶ違いませんか?

 

一般的な大人の歩幅は60cmから70cmくらいと言われています。

歩幅は足の長さによって変わりますが、だいたい身長から100cm引いたのがその人が普通に歩いた時の歩幅だという話です。

ということは、五十歩と百歩は30mから35mくらい違ってきます。

これくらい違うと、乗り損ねた電車に乗れた可能性もありますね。

次の電車が3分後ならそれくらい大したことではありませんが、次の電車が1時間後だったらその五十歩は大きな違いとなります。

乗り損ねたことが悔やまれます。

もう少し早く走っていれば、、、

 

駆け込み乗車は大変危険ですので、お止め下さい。

 

誰かと勝負するとき、五十歩百歩だろ? と言って100m走で50歩ハンデがある勝負を持ち掛けられたら、

 

「は? 何言ってんの?」

 

と、なります。

 

なぜ、五十歩百歩の意味が「あまり違いのないこと」を表す言葉なのでしょうか。

それは、この言葉の由来となった出来事に理由があります。

 

時は2300年程遡ります。

中国戦国時代。

韓、魏、趙という三国で国を分かち、争っている時代。

魏の11代目の君主、恵王にはある悩みがありました。

他の二国よりも人々を大切にしていうので、何故彼らは我が国にやって来ないのか。。。

恵王はある時、そのことを孟子にたずねます

孟子は教科書にも出てくる歴史上の有名人物ですね。

人は生まれながらにして善であると、性善説を唱えた儒学者じゅがくしゃです。

 

「孟先生、私は日頃から人々を大切にしている。

 他の国の王は私ほど民たちを想っていないようにも思う。

 しかし、他の国から我が国を慕ってやってきたという人はいないようだ。

 これはいったいどうしたことか」

 

よくよく読んでみると、恵王様、だいぶ自信家のようです。

恵王様の問い掛けに対し、次のように答えます。

 

「王よ。1つお聞きしたい。

 ある戦場で、戦いが激しくなり、兵士が2人逃げ出したとします。

 一人は50歩逃げたところで踏み留まり、もう一人は100歩逃げて踏み留まりました。

 その時、50歩逃げた兵士が、100歩逃げた兵士を『お前は臆病者だな』と笑いました。

 王はこれについて、どう思われますか?」

 

「どうもこうもない、どちらも逃げたことには変わりない!」

 

「その通りです。

 そして、この国も政治もそれと同じです。

 他の国と変わりありません」

 

そうして、孟子は恵王様に対して、仁義による王道の政治を説いたということです。

 

孟先生もまた強い方ですね。

時の権力者にそのような物言い。

下手すると投獄されてしまいそうな気もしますが、、

 

ちなみに、この魏という国、三国志で出てくる魏はとはまた違う国です。

三国時代の魏は戦国時代の魏からだいたい400年くらい後の国になります。

 

五十歩百歩。

物事が見る方向の違いで、まったく違ったものになるという良い例ですね。

これが逃げた者の話ではなく、敵陣に50歩踏み込んだ者、100歩踏み込んだ者の話であれば、また違った意味となっていたことでしょう。

その時は五十歩よりも百歩という言葉になっていたかもしれません。

 

なんか、当然のこと過ぎて、それでは後世に残らないような気もしますが。。。

 

それではまた明日。

 

 

/  ブ ロ グ ラ ン キ ン グ 参 加 中 で す  \

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ  

\  応 援 よ ろ し く お 願 い 致 し ま す  /

 

 

今日の脳トレはこちら。

それではおやすみなさい。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© 『はむはむブログ』 , 2018 All Rights Reserved.