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月日は百代の過客にして、、

2018/05/17
 
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こんばんは。

 

この思いの丈を。

この17文字に込める、、!

 

今から329年前の今日、1689年5月16日(元禄2年3月27日)、松尾芭蕉は『おくのほそ道』の旅に出発しました。

 

46歳の初夏。

この日は松尾芭蕉の尊敬する西行法師の500回忌にあたりました。

 

西行法師は鎌倉時代の歌人です。

元は当時の鳥羽天皇に使える武士であったのですが、突如出家して僧侶になりました。

その理由には諸説あり、はっきりわからないのですが、個人的には、色々嫌になっちゃったのかなと想像してます。

 

なげけとて つきやはものを おもはする

かこちかほなる わがなみだかな

 

これは百人一首の西行法師の歌です。

「月前の恋」というお題に対して、詠まれた歌です。

現代風に意訳すると、

 

私が悲しみに暮れてしまうのは、月が私に嘆きなさいと言っているからなのだろうか。いやそんなことはない。

でも、私の涙は、まるで月がそうさせると言うかのように流れ落ちていく。

 

といったところでしょうか。

綺麗な月を見ると、なんだか悲しくて泣けてくる。

そんな気持ちを純粋に歌ったものです。

西行法師は出家後、日本の色々なところを巡りました。

今でいう東北地方、四国中国地方、三重の伊勢の国、鎌倉。

そして、旅をしながら素朴で飾らない率直な歌を歌っていたようです。

元々はエリートであった西行法師、それらの地位を投げうって旅をして、そこで感じたことを素直に歌にする。

そうやって旅をして歌を歌う生き様が松尾芭蕉の琴線に触れるものであったのでしょう。

 

その為、「おくのほそ道」は東北を舞台にしているのです。

西行法師が歌を詠んだ場所を訪れ、自分もそこで歌う。

それは、尊敬する西行法師に対する松尾芭蕉なりの供養の気持ちの表れだったのでしょう。

 

日本語というものは、とても面白いです。

俳句はたった17文字です。

それで、目の前の状況に思いを込めて歌にする。

余計なことを入れてはいけません。

TBS系列で放送されている「プレバト!」で夏井いつき先生が言ってました。

1文字も無駄に出来ないと。

 

夏草や つわものどもが 夢の跡

 

誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、松尾芭蕉の一句です。

場所は今の岩手県平泉町。

鎌倉時代、そこは奥州藤原氏が治める土地でした。

源氏と平氏の戦いが収束し、みなもとの頼朝よりともが天下を掌握しようと動いている時代です。

特に人々に人気の高かった弟、みなもとの義経よしつねに対しては、なんとしても排除すべく執拗に計略を張り巡らせていました。

そして、その最後が奥州藤原氏による義経への裏切りです。

義経を匿った藤原ふじわらの秀衡ひでひら、しかし、秀衡は病気で死んでしまいます。

息子の藤原ふじわらの泰衡やすひらに義経と共に鎌倉幕府を打てと遺言を残しますが、頼朝の圧力に屈し、義経を裏切り、死に追いやります。

その見返りに平泉の平和を図ったわけですが、その甲斐もなく、頼朝により滅ぼされます。

理由は「勝手に義経を討ったから」だというもの。もはやただの言い掛かりですね。

そうして100年続いた奥州藤原氏の栄華は幕を閉じます。

義経を裏切らず、共に手を携えて、頼朝に相対していれば、滅ばなかったかもしれません。

 

夏草や つわものどもが 夢の跡

 

人気ひとけのない、今はただ夏草だけが生い茂るばかりのところだが、ここはかつて、義経や奥州藤原の一族の者たちが栄華を夢見たところである。

この夏草を眺めていると、すべてが一炊の夢と消えた、その哀れさが心を打つようだ。

 

17文字にこめられた思いが無限に広がるようです。

46歳になっても、そういった純粋で、柔軟な発想を持ているということ。

 

俳句だけではなく、そういった生き方は見習いたいものです。

 

それではまた明日。

 

 

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それではおやすみなさい。

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