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人の熱と情と過去と未来と

2018/05/25
 
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諦めることが出来ないのは、心の傷が癒えないままだから。

多くを語らないのは、語る資格がまだ自分にはないから。

すまない、身勝手に付き合わせることを許してくれ。

 

こんばんは。

 

『6ステイン』

福井晴敏氏の短編集。

1998年から2004年にかけて発表された6つの作品をまとめたものです。

防衛庁情報局という架空の非公開情報組織に所属する局員の生き様を描いた、切なく熱い人間賛歌。

防衛庁情報局という、いわゆる日本における非公式なスパイ組織というと、なんだか破天荒で非現実的な感じがして敬遠してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、福井晴敏作品に限ってはそんなことは全くないです。

むしろ、こういう組織が本当にあるのではないか?と考えてしまう程のリアリティを感じます。

彼らは元々自衛隊であったり、複雑な事情を抱えていたりはしますが、基本的には普通の人間です。

見えない恐怖に怯えたり、過去の過ちに縛られていたりと、それはとても人間的です。

 

ただ、違う点があるとすれば、それは揺るぐことのない意志の強さ。

諦めたり、投げ出したりしない。

どんなに迷おうとも、どんなに誘惑されようと、貫く。

愚直であり、非効率でもある。

 

だが、熱い。

とてつもない熱を感じる。

何度も読み返してしまう。

その度に脳内で再生されるやり取りが、肌を粟立たせます。

 

『人生は、終盤にもう一度仕掛けてくる』

 

それにどう抗うか、どう戦うか。

何か、どこかに落としてきたものがあるのなら、それを取り戻すチャンスかもしれない。

掛け違えたボタンを掛け直せる機会は、実はそれほど多くはない。

 

福井晴敏氏の作品の何が良いと言えば、それはやはり登場人物が魅力的な事でしょう。

この作品もご多分に漏れません。

なんといっても、真希が魅力的です。

初夏の川縁。

土手最高。

 

興味があれば是非一度どうぞ。

 

『6ステイン』

福井晴敏著
2004年11月刊行
講談社文庫

 

それではまた明日。

 

 

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今日の脳トレはこちら。

それではおやすみなさい。

 

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