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人の裏と表と外と中と

2018/05/27
 
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理解の出来ない世界ならば、変えてしまうしかない。

だが、世界はそんなに簡単に変えられない。

たとえ変えられたとしても、その世界もまた別の誰かにとっては理解出来ない世界だ。

だとしたら、もう全てを忘れるしかないのかもしれない。

 

こんばんは。

 

『迷宮』

清水義範氏のミステリー小説です。

すでに起きた出来事に対しての考察記録や雑誌記事、取材記録等で紐解いていく物語。

狂気に満ちた殺人事件は一見他人事のような出来事だが実はそうではないです。

そんな語り掛けを裏に感じながら、登場人物の心理が、紙に印刷された記録媒体の文章のみで展開されていく。

この作品の裏表紙には、

 

『視点の違う“言葉の迷宮”によって、謎が深まり闇が濃くなり――名人級の技工を駆使して大命題に挑む、スリリングな異色ミステリー』

 

と紹介があります。

ですが、僕にはそれがいまいち読み取れていません。

『スリリング』かどうか。

すでに犯人は捕まっている状況で、逃げ続けているわけでもない。

その犯行が起きるところから逮捕後までの状況記録と、当時の関係者の心境を綴った取材記録。

それらによる物語の展開は確かに珍しくは感じたが、ドキドキハラハラしたかと言えばそうでもない。

『言葉の迷路』という実感も特にない。

これは僕の解読力のなさによるものかもしれませんが、、、

 

また、この物語の最終的な決着点が僕には分からないままだった。

特に最後の一文。

あれは、いったいどういうことなのか。

嘲笑なのか。

狂気なのか。

それともまったく別のなにかなのか。

 

ただ、この物語は怖い。

うすら寒い恐怖を覚える。

そして、気持ち悪い。

だがそれが、人間なのかも知れない。

 

興味があれば是非一度どうぞ。

 

『迷宮』

清水義範著

1999年8月刊行

集英社文庫

 

 

それではまた明日。

 

 

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それではおやすみなさい。

 

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