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上はお金貰ってるのに下は貰えないってどうなの?

2018/09/03
 
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ボランティアと非営利団体は違う。

やりがいと報酬もまた違う。

 

こんばんは。

 

2020年の東京オリンピック・パラリンピックまで2年を切った2018年8月31日、第一回目の大会ボランティア説明会が都内で開かれました。

募集人数250名程度のところ、金曜日の午後7時からの開催にも関わらず、約230名の方が参加されたそうです。

仕事帰りに参加した人も多かったようで、第1回目の説明会としてはまずまずの滑り出しだったのではないかと感じました。

ボランティア説明会は今後11月までに全10回程度の開催を予定しているということです。

第2回目の説明会は9月30日(日)午後2時から行われる予定ですので、興味がある方は東京都の東京2020大会、東京ボランティアナビに詳細がありますので、ご覧頂ければと思います。

 

東京オリンピック・パラリンピックは2年後の2020年、以下の日程での開催が予定されています。

 

 東京オリンピック

 開催期間:2020年7月24日(金)~8月9日(日)

 

 東京パラリンピック

 開催期間:2020年8月25日(火)~9月6日(日)

 

それぞれ、約2週間ちょっと開催されます。

2013年9月7日に2020年のオリンピック・パラリンピックの開催都市が東京に決定したことを受けて、2014年1月24日は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が一般財団法人として設立されました。

その後、2015年1月1日には公益財団法人となり、現在も開催に向けて準備を進めていると思われます。

 

ところで、財団法人って、そもそもなに?

 

社会には個人と法人という人格があります。

個人とはいわゆる人間ひとりひとりです。

例えば、所得税や住民税、子供手当や各種手当の受け取りなどは個人に関わるものです。

でも、会社や団体など、人が集まって一つのグループを作った時に、その集合体にも人格が与えられます。

これは生物学上は人ではありませんが、法律上は人と同じ扱いになります。

会社対会社、会社対個人、会社対自治体など、契約や税の徴収など、集合体に人格を与え、便宜上分かりやすくしているということでしょう。

そして、この法人にもいくつか種類があります。

利益を追求し、会社としてお金を稼ぐための団体は株式会社。

いわゆる企業というとこの株式会社を指す場合が多いです。

しかし、中には営利目的でない団体もあります。

何かの権利を守っている団体であったり、業界内の調整団体であったり、公共事業を推し進める為の団体であったり、そういうのが「一般財団法人」や「一般社団法人」です。

この団体は利益を求めるための活動を行わない為、株式会社のようにその期で発生した利益の余剰金の分配なども行いません。

そして、「一般財団法人」や「一般社団法人」の中で公益性のあるもの、つまりは不特定多数の為に何かを実現させようと活動している団体が、「公益財団法人」や「公益社団法人」として認定をされます。

つまり、公益団体になる為には、一度一般団体を経なければならないということですね。

 

では、社団法人と財団法人はなにが違うのか。

簡単に言うと、社団法人は人の集合体で、財団法人は財産の集合体です。

 

例えば、パソコンは便利だ、もっといろんな人に使い方を学んでほしいと考えたとします。

利益はいらない、ただ、いろんな人にパソコンを教える教室を開きたいと、そして、その意思を共有できる仲間が集まったとします。

これが社団法人の根底です。

では、社団法人は利益の為に活動できないのだから、パソコン教室は無料で開催するのか?

そうではありません。

団体の存続するための費用や人件費、教室の用意や機材の用意など、そういったものの為の費用を教室の参加費を設定し、回収します。

また、団体に職員が居るのであれば、その人の給料も当然支払います。

非営利団体と無償のボランティア団体はまったくの別物です。

商業目的ではなく、ただ何かの目的の為に活動する為の団体なので、予想以上に儲かっても、その利益をボーナスのような形で社員に還元したりは出来ません。

また、当初の「パソコンの使い方を広めたい」という目的以外でも活動も出来ません。

もし、「パソコンの使い方を広めたい」という目的での活動費が潤沢になったので、別に今度は「プログラミングの方法も広めたい」となったのであれば、ちゃんと目的の変更の手続きなどが必要になります。

また、この目的に合わせ「基金」という形で寄付金などで資金を調達することが出来ます。

 

では、財団法人の財産の集合体とはなんなのか。

それは、ある目的の元に集められた財産の集合体。

その財産は掲げられた目的の為だけに使われます。

その財産の元は個人であったり、企業であったり、自治体であったり、様々ですが、共通しているのは社員という団体に所属する存在がおらず、理事と評議員と監事と事務方で構成されているという点です。

例えば、僕がある山の自然を守りたいと財産を投げ打ったとします。

そして、その意志に共感する仲間を集めて団体を作ったします。

この時、この財産はもう僕のもではありません。

財産に対して人格が与えられ、僕は理事の一人か事務方か分かりませんが、ただのその財産の手足となるわけです。

これが財団法人の根底です。

 

なんとなくですが、社団法人は技術の伝播や発展させるための研究、業界団体に多いイメージです。

財団法人は文化や技術、自然の保護団体になどに多いイメージですね。

東京2020の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は公益財団法人。

集められた財産のもとは税金でしょう。

東京都と協力して、東京2020の成功を目指して理事やら顧問が集まり、進めているところでしょう。

 

今回の大会では2つのボランティアが募集されています。

東京都が募集する、空港や駅、会場周辺などで観光や交通案内をする「都市ボランティア」が3万人。

求められる活動日数は5日以上で1日辺りの活動時間は休憩時間を入れて5時間程度ということです。

もうひとつは組織委員会が募集する「大会ボランティア」。

こちらは競技会場や選手村での運営のサポート、メディアのサポートなどで8万人。

基本10日以上の活動日数を求められ、1日当たり休憩時間などもいれて8時間程度です。

こちらの募集内容はかなり広範囲に渡ります。

中には通訳経験や医療経験、IT技術、イベント経験などが求められそうなものもあります。

 

大会ボランティアの活動分野と内容

 

財団法人とは言え、理事や顧問、職員などには給料が当然発生しています。

平成29年度の正味財産増減計算書によれば、事業費としての役員報酬が5304万円。

給料手当が6億9190万8212円。

超過勤務手当が1億2890万3434円。

管理費としての役員報酬が1920万円。

給料手当が1億1451万1616円。

超過勤務手当が2133万3668円。

組織員会の役員は39人。

職員は正直何人か分かりませんが、年間7億近くとすると100~130人くらい雇ってるんですかね。。。

こういう団体ですから年収500万ぐらいは最低でもありそうですが、、、

 

ちなみに、上記とは別に、顧問料というのも発生しています。

事業費として2億1179万1081円。管理費として4000万3201円。

組織委員会には顧問会議があり、最高顧問の安倍総理大臣を筆頭に、多くの政治家、経済団体の重鎮、関連企業の重鎮、スポーツ業界の重鎮、デザイナー、女優、作家などが名を連ねています。

その数、175名。

名簿を見ると、こういう人もいるんだなと興味深く思います。

 

組織委員会・顧問会議名簿

 

ご興味があれば、ご覧下さい。

どういう会社が関係しているのかと思うだけで面白いです。

 

2020年夏までもう少し。

ボランティアの事に関しては多くの意見が聞かれます。

しかし、ボランティアでやらなければならないという決まりはないはずなのです。

組織員会がちゃんと報酬を受け取ると事に文句はありません。

でも、実施に実働で動く方々をすべてボランティアで補おうとするのは如何なものなのか。

予算の関係なのか。

ならば、年間の役員報酬や顧問料を多少は抑えて積立金にならないのか。

しかし、11万人ともなれば、その金額はかなりのものになります。

学生のイベントスタッフのバイトでさえ、日給7000円くらいは出ますし、5時間の仕事であれば5000円くらいは出るでしょうか。

それは最低ラインだとは思いますが、それでも、計算すると結構な金額になります。

3万人×5日×5000円=7億5000万円。

8万人×10日×7000円=56億円。

これだけの金額が掛かるかも知れない事業をボランティアで実施する。

それは果たしてプラスなのかマイナスなのか。。。

 

一介の市民である僕にとってはスケールが大きすぎて良く分かりませんが、でも、やりがい搾取と言われる今回のやり方に反発の声が大きいようにも感じます。

絶対的に人の手は必要になってくる今回の事業。

やりがいや名誉だけで動いてくれる人が11万人も集まるのかどうか。

あと2年。

時間はあるようで全くないように感じます。

何か手を打った方が良いと思うのですが、やっぱり先立つものが足りないんですかね。。。

 

それではまた。

 

 

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関連する仕事がすでにボランティアなんですが、、、ほんとに僕らにも実感できる経済効果が出るのかしら、、、

 

 

本日のオススメ動画はこちら。

つまようじ造構造物耐震コンテスト2010(崇城大学)

地味だけどめちゃめちゃ面白い。

未来の建築家の競演というやつですね。

 

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