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桁が違うとはまさにこのことか、、、!

2018/10/17
 
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日本の税収は約43兆円。

それは巨大な金額に思います。

 

こんばんは。

 

10月16日、ドイツの検察当局は排出ガス規制不正問題に関して、ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲングループの子会社であるアウディに対して、8億ユーロ、日本円にして約1040億円の罰金を支払うように命じたとのことです。

 

フォルクスワーゲングループの排出ガス規制不正問題は今から3年前の2015年9月18日、アメリカ合衆国で明らかになりました。

アメリカ合衆国内では、大気浄化法という自動車排出ガスの削減などによる大気汚染防止を目的とした法律があり、その基準に満たない車は販売出来ないことになっています。

しかし、当時アメリカ合衆国内でのシェアが2%ほどしかなかったフォルクスワーゲンは何とかしてシェアを拡大したいと、実際には基準をクリアしていないディーゼル車数種に不正なソフトウェアを搭載しました。

そのソフトウェアは「ディフィートデバイス」と呼ばれるもので、試験であることを自動検知し、エンジンコントールユニットの機能をフル稼働させ、試験時のみ有害物質の量が大幅に減るよう不正操作を働くというものでした。

なお、試験時以外の通常走行では、環境基準の40倍もの窒素酸化物などを排出していたと言われています。

この試験を無効化する装置はアメリカ合衆国では違法である為、大きな問題となりました。

 

基準をクリアしているかどうかの試験結果が実際の走行時と違う操作された数値なわけですから、問題となるのも当然です。

ちなみに、ソフトウェアを修正して、通常の走行時も基準をクリアするようにエンジンコントロールユニットをフル稼働させると、燃費の悪化、出力の低下、部品寿命の短縮など、お話にならないことになってしまうようです。

なお、日本ではこの「ディフィートデバイス」の搭載は3.5t超のディーゼル車に対してのみ禁止されている為、普通車での搭載は違法行為とならないそうです。

試験時のみ排出ガス量を操作するソフトウェアの搭載が何故一部車両では違法でないとされているのかは不明です。

この装置はただ試験をクリアする為だけの装置であり、それ以外のメリットなどはないようです。

ただただ、限定的に行われる試験をクリアし、通常の走行時とは違う数値を試験結果として仕様書に記載する。

これは詐欺ではないのでしょうか。

 

しかし、何故試験をすり抜けられるはずの車が、見破られて不正が発覚することになったのか。

それは、アメリカ合衆国のある研究所が車に搭載可能なポータブル測定器を使用して路上走行をした際に、異常なまでの排出値を検知したことによります。

「ディフィートデバイス」がどのように試験か試験ではないかを判断していたのかは分かりませんが、ポータブル測定器の搭載は試験とは検知できなかったということなのでしょう。

ちなみにそのポータブル測定器はエンジン排出ガス測定・分析装置の分野で80%の世界トップシェアを握る日本の計測器メーカー「株式会社堀場製作所」のもので、当時そのことが報道されると一時的に株価が上昇するということもあったようです。

 

フォルクスワーゲンはこの排出ガス規制不正問題について、事実を認め、アメリカ合衆国内で科せられた制裁金や、民事訴訟の原告団への和解金など合わせ、約215億ドル、日本円にして約2兆3650億円もの支払いをしているそうです。

その後、今年の6月にはドイツの検察当局からフォルクスワーゲン本体に対し、10億ユーロ、日本円にして1300億円の罰金支払いを命じられています。

そして、本日新たに子会社のアウディに対しても罰金支払い命令。

フォルクスワーゲングループはさぞかし大変だろうと思います。

 

思いましたが、今年2月に発表された2017年のフォルクスワーゲングループの決算によれば、グループ全体の総売上高は2306億8200万ユーロ、日本円にして約30兆3000億円。

純利益についても、113億5400万ユーロ、日本円にして1兆4915億円。

しかも、純利益については、昨年の約2.2倍だそうです。

 

問題が発覚した2015年はさすがに15億8200万ユーロ(2057億円)の大赤字だったようですが、それでも、2016年、2017年と増収増益を続けている。

さぞかし大変だろうと思ったのが馬鹿みたいに思える数字ですね。

 

ごまかしていたことが発覚しても、売れるものは売れる。

罰金を払うことになっても、それでも何とかなる売り上げはある。

ルールは守るためにあるのではなく、いかにしてすり抜けるがためにあるように思えてしまいます。

誰のための基準なのか。

地球の為、ひいては人の為。

一連の不正によって排出された汚染物質の総量は年間100万トンとも言われています。

統計的には有害物質である窒素酸化物は1,300トンで1人の死亡につながると推定されています。

ということは、今回の不正騒動が原因で年間約770人が亡くなっているかもしれないということです。

大気の問題ですから、厳密に排ガスのせいで死亡とは証明できるものでもないのでしょうが、数字だけ追いかけていくとそういうことになる。

それでも、売る為、稼ぐ為にと不正をやめない。

色々なところで発覚している不正操作。

どんなに厳しくルールを作ったとしても、不正にすり抜けられてしまっては意味がありません。

でも、きっといつまでも不正はなくならないんでしょうね。

煙草のポイ捨てですら亡くならないんですから。

 

それではまた。

 

 

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日本の税収は43兆円。

フォルクスワーゲングループの総売上高の約1.4倍。。。

 

 

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